
スポーツジムは多くの人が健康や体力向上を目的に利用する場ですが、時にはマナーを守らない人がトラブルの原因になることもあります。ジムの利用者同士が快適に過ごすためには、基本的なルールやエチケットを意識することが大切です。
そこで今回は、**現役ジムスタッフが実際に見てきた「利用者がやったら嫌われる行動」**を10個ご紹介します。これを読めば、ジムでのマナー向上につながり、より良い環境でトレーニングできるようになるはずです!
1. 器具の独占・占領

よくある迷惑行動
- 1つのマシンを長時間使用し、他の人が待っていても譲らない。
- 休憩中にスマホを触りながらマシンを占拠する。
- サーキットトレーニングのように複数のマシンを自分専用のように使う。
具体的なエピソード
「ある日、ベンチプレスを使いたくて10分ほど待っていましたが、一人の男性がスマホを見ながらずっと座っていました。結局、声をかけるまで譲ってもらえず困りました。」
対策
- 「1セット終わったら周りを確認」し、他の人が待っていたら譲る。
- 長時間使いたい場合は、混雑時間帯を避ける。
2. 器具を使った後に汗を拭かない
よくある迷惑行動
- 使用後のベンチやマシンに汗がべったり。
- 汗を拭かずに立ち去る。
具体的なエピソード
「ベンチに座った瞬間、びしょびしょで驚きました。タオルを持っていない人がそのまま使っていたようで、不快に感じました。」
対策
- タオルを持参して使用後に必ず拭く。
- ジムの備え付けの除菌スプレーやペーパータオルを活用する。
3. 大きな音を立てる(マシンやダンベルの落下音など)
よくある迷惑行動
- ダンベルやバーベルを勢いよく落とし、大きな音を立てる。
- ウェイトを戻す際に乱暴に扱い、ガシャンと響かせる。
具体的なエピソード
「ある利用者がデッドリフトのたびにバーベルを床に叩きつけるように落とし、周りの人がびっくりしていました。振動も響くので、集中できませんでした。」
対策
- コントロールできる重量でトレーニングする。
- ウェイトを戻す際は静かに下ろす。
4. マシンやスペースを占拠しておしゃべり

よくある迷惑行動
- 複数人でマシンの前にたむろし、周囲を圧迫する。
- 長時間話し込んで、トレーニングスペースを占拠する。
具体的なエピソード
「ランニングマシンの後ろで大声で話しているグループがいて、集中できませんでした。」
対策
- 会話はトレーニング後にする。
- 混雑時は特にスペースを考慮する。
5. 強い香水や制汗剤をつけすぎる

よくある迷惑行動
- 汗の臭いを消すために香水やスプレーを過剰に使用する。
- 強すぎる匂いで周りの人が不快になる。
具体的なエピソード
「隣のランナーが強烈な香水をつけていて、息苦しくなりました。」
対策
- 無香料の制汗剤を使う。
- 匂いがきつくならないよう注意する。
6. シャワールームでの長時間占拠

- シャワールームを長時間占拠し、他の利用者を待たせる。
- 体を洗わずに湯船に浸かるなどのマナー違反。
具体的なエピソード
「仕事帰りにジムに行き、急いでシャワーを浴びたかったのに、1人の利用者が長時間シャワーを占拠していて困りました。」
対策
- シャワーは短時間で済ませる。
- 混雑時間帯は譲り合いを意識する。
7. 裸でウロウロする(更衣室マナーの欠如)

- 更衣室で裸のまま歩き回る。
- 他人のスペースに無神経に入る。
具体的なエピソード
「更衣室で堂々と裸のまま話し込んでいる人がいて、目のやり場に困りました。」
対策
- 最低限のマナーとしてタオルを巻く。
- 速やかに着替える。
8. 適切な服装をしていない(裸足・ジーパンなど)
- 裸足でマシンを使う。
- 運動に適さないジーパンやサンダルで来る。
対策
- ジムに適した服装を選ぶ。
- シューズを必ず着用する。
9. インストラクターや他の利用者への過度な干渉

- 他人のトレーニングに口出しする。
- 必要以上にインストラクターに話しかける。
具体的なエピソード
「フォームを直すつもりだったのか、見知らぬ人から急にアドバイスされて戸惑いました。」
対策
- 相手が求めていない場合は干渉しない。
- アドバイスはインストラクターに任せる。
10. 器具の使い方を守らず、危険な行動をする

- マシンの正しい使い方を守らない。
- 無理な重量を扱い、周囲を危険にさらす。
具体的なエピソード
「スクワットラックで危険なフォームでトレーニングしている人がいて、見ていてヒヤヒヤしました。」
対策
- 器具の正しい使い方を学ぶ。
- 無理な重量設定をしない。
ジムは、正しいマナーを守れば快適で楽しい場所になります。皆が気持ちよく利用できる環境を一緒に作っていきましょう!

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