はじめに:ジムデビュー、ドキドキとワクワクが止まらないあなたへ
こんにちは!フィットネスクラブでスタッフとして働いているフィットネスライフ(以下:FL)と申します。日々、たくさんの会員様、特にジムデビューされたばかりの初心者の方々をお迎えしています。
新しい季節(※執筆時2025年4月)、健康のため、理想の体型のため、あるいは新しい自分になるために、勇気を出してジムの門を叩いた皆さん! その一歩、本当に素晴らしいです! きっと、期待と同時に「場違いじゃないかな…」「うまくできるかな…」「何だか恥ずかしい…」といった、たくさんの不安も抱えていることと思います。
分かります、分かりますとも! 実は、あなたが感じているそのドキドキや、ちょっとした戸惑い、クスッとしてしまうような小さな「やらかし」…それらは、驚くほど多くのジム初心者が通る道、「あるある」なんです!
今回は、現役ジムスタッフである私、FLが、日々ジムで見かける光景や、かつて自分自身も(もしかしたら今も?)経験したかもしれない「ジム初心者あるある」を、愛と共感を込めて、時にはクスッと笑えるエピソードも交えながらご紹介したいと思います。
この記事を読めば、「あ、これ私だけじゃなかったんだ!」とホッとしたり、「次はこうしてみようかな」と前向きな気持ちになったりできるはず。ジム初心者ライフを、もっと気軽に、もっと楽しく始めるための、ちょっとしたお守りのような記事になれば嬉しいです。
1. いざ入館! ドキドキの受付・入館あるある

まずはジムの入口から。ここからすでに「あるある」は始まっています…
あるある1:ドアの前で謎の逡巡
ガラス張りのドアの前で、中の様子をうかがいながら数秒間フリーズ。「よしっ」と意を決して入るものの、その一瞬の間が、初心者ならではの緊張感を物語っています。大丈夫、みんな最初はそうです!
あるある2:受付スタッフさんの笑顔が神々しい
「こんにちはー!」と満面の笑顔で迎えられると、嬉しい反面、そのプロフェッショナルな輝きに圧倒されて、なぜか挙動不審に。「あ、えっと、会員の〇〇です…(小声)」となりがち。私たちスタッフは、心から皆さんを歓迎していますよ!
あるある3:会員証スキャン、一発で決まらない
ピッとかざすだけのはずなのに、なぜか反応しない。角度を変え、裏返し、もう一度…。「あれ?」「すみません…」あたふたしている間に、後ろに人が並び始めてさらに焦る。あると思います! コツがあるので、分からなければ遠慮なく聞いてくださいね。
あるある4:レンタル品を借りる時の緊張感
「タオルと…ウェアのサイズは…えっと、Mで…」。普段ならなんてことないやり取りなのに、なぜかレンタル品の申し込みで少し緊張する。サイズが合うか、どんなデザインか、ドキドキしますよね。
あるある5:靴箱の場所が分からない
「ここで靴を脱いで…あれ、靴箱はどこだっけ?」受付を済ませた安心感も束の間、次の関門。キョロキョロ周りを見渡してしまう。大丈夫、すぐに慣れます!
《スタッフFLのつぶやき》: 受付はジムの入口。緊張するのは当たり前です。私たちは皆さんの「初めて」を温かくサポートしますので、ご安心くださいね!
2. 聖域か迷宮か? 秘密の花園・更衣室あるある

無事に受付を突破し、いざ更衣室へ! ここにも初心者ならではの「あるある」が潜んでいます。
あるある6:ロッカー選びに妙に時間がかかる
空いているロッカーはたくさんあるのに、なぜか「どこにしよう…」と悩んでしまう。端っこがいいか、真ん中がいいか、出入り口に近い方がいいか…。無駄に時間をかけて選んだロッカーに限って、隣に人が来たりするんですよね。
あるある7:着替えに手間取り、挙動不審に
普段と違う環境での着替えは、なぜかスムーズにいかないもの。服が引っかかったり、落としたり。周りの人がササッと着替えているのを見ると、余計に焦ってしまったり。マイペースで大丈夫ですよ!
あるある8:周りの人のスタイルをつい見てしまう(そして落ち込む)
更衣室では、どうしても他の人の体型やウェアが目に入りがち。「皆さんスタイルいいなぁ」「おしゃれなウェア着てるなぁ」と、自分と比べて少し落ち込んでしまうことも。でも、気にしないで! あなたはあなたのペースで、健康になるために来ているのですから。
あるある9:忘れ物に気づき、絶望する
「よし、準備完了!」と思ってロッカーを閉めた瞬間、「あ!タオル忘れた!」「飲み物、車の中だ…」「シューズがない!」と気づく悲劇。ジムに来てから気づく忘れ物ほど、精神的ダメージが大きいものはありません。持ち物チェックは念入りに!
あるある10:内履きシューズで外に出てしまいそうになる
ジム用に新調したピカピカの室内シューズ。その存在を忘れ、うっかりそのまま外に出ようとして、スタッフさんに「あ、お客様!」と止められる。…想像しただけで冷や汗が出ますね。
《スタッフFLのつぶやき》: 更衣室は意外と「素」が出やすい場所。周りは気にせず、自分の準備に集中しましょう。忘れ物対策には、ジムバッグの中身リストを作っておくのもおすすめです!
3. いざ、戦場(?)へ! 広大なジムフロアあるある

更衣室でのミッションを終え、ついにトレーニングエリアへ! 広がる未知の世界に、初心者の心は揺れ動きます。
あるある11:右も左も分からず、とりあえず歩き回る
「えっと、ストレッチエリアはどこだっけ?」「あのマシンは何だろう?」初めてのジムフロアは、まるで迷路。目的の場所が分からず、とりあえずウロウロと歩き回り、不審者のようになってしまう。
あるある12:マシンの前でフリーズ(使い方、これで合ってる?)
使ってみたいマシンの前に立つものの、調整レバーが多すぎたり、動きが想像できなかったりで、操作方法が分からない。周りの人の使い方を盗み見するも、確信が持てず、結局その場を離れてしまう…。分かります! 説明図だけじゃ難しいですよね!
あるある13:重さ設定、見栄を張るか安全策か
筋トレマシンの重り(ウェイトスタック)。ピンをどこに挿せばいいのか分からない。周りの人が重そうなのを軽々上げているのを見ると、「自分も少し重めに…?」と見栄を張りたくなる気持ちと、「いやいや、まずは一番軽くしないと…」という安全策の間で揺れ動く。
あるある14:「ガチ勢」のオーラに気圧される
ものすごい筋肉量の方々が、唸り声を上げながら高重量を扱っているフリーウェイトエリア。その熱気と迫力に、「自分なんかが入ってはいけないのでは…」と、そっと距離を置いてしまう。大丈夫、彼らも最初は初心者でした。
あるある15:マシンの空き待ち、タイミングが難しい
使いたいマシンが使用中。どのくらいで終わりそうか、チラチラ様子をうかがうも、声をかける勇気が出ない。ようやく空いた!と思ったら、別の人にサッと使われてしまう。マシン難民になりがち。
あるある16:インターバル中のスマホ、自分もやりがち?
セット間の休憩(インターバル)中に、スマホをチェック。気づけば意外と時間が経っていたり、周りから見たら「あの人、ずっとスマホいじってる…」と思われていないか、少し心配になったり。メリハリが大事ですね。
あるある17:スタッフさんに話しかけたいけど、勇気が出ない
マシンの使い方を聞きたい、フォームを見てほしい…。フロアにいるスタッフさんに声をかけたいけど、「忙しそうだな」「こんなこと聞いたら迷惑かな」と、なかなかタイミングがつかめない。私たちはいつでもウェルカムですよ!
《スタッフFLのつぶやき》: ジムフロアは、最初は誰でも戸惑います。まずは見学ツアーやオリエンテーションで全体像を掴むのがおすすめです。そして、分からないことは本当に、本当に、遠慮なくスタッフに聞いてください! それが私たちの仕事ですから!
4. 自分との戦い! トレーニング中の心の声あるある

実際に運動を始めると、今度は自分の体や心との対話(?)が始まります。
あるある18:有酸素運動の「あと5分」が永遠に感じる
ランニングマシンやバイク。「目標まであと5分!」という表示が見えた瞬間から、時間がとてつもなく長く感じる。「まだ1分しか経ってない…? 嘘でしょ…?」時計とにらめっこする自分との戦い。
あるある19:鏡に映る「必死な自分」に驚く
トレーニング中、ふと鏡を見ると、そこには汗だくで、眉間にしわを寄せ、必死の形相でマシンと格闘する自分の姿が。「私、こんな顔してたの…?」と、少しだけショックを受ける。
あるある20:周りの人の動きが気になる&真似してみる
隣でやっている人のフォームが綺麗に見えたり、知らないトレーニングをしていたりすると、ついチラ見。「あの動き、効きそう…」と、こっそり真似してみようとするも、いまいちやり方が分からない。
あるある21:「きつくないです」感を全力で装う
本当は息も絶え絶えなのに、周りに人がいると、なぜか「全然平気ですけど?」みたいな涼しい顔を取り繕ってしまう。息遣いを整え、ポーカーフェイスでクールダウンへ。
あるある22:マシンを拭くタオル、どこだっけ?
使い終わったマシンを拭くのはマナー。でも、トレーニングに集中しすぎて、うっかり自分の汗拭きタオルをどこかに置いてきてしまう。「あれ?タオルどこやったっけ?」とキョロキョロ。備え付けのペーパータオルがあって助かったり。
あるある23:終わった後の達成感がすごい(疲労感もすごい)
目標のトレーニングを終えた瞬間。「やった…!やりきった…!」という、えもいわれぬ達成感。同時に、全身を襲う心地よい(?)疲労感。この感覚が、ジム通いの醍醐味だったりします。
《スタッフFLのつぶやき》: トレーニング中は自分との対話。周りを気にするよりも、自分の体の声を聞いて、無理なく、でも少しだけチャレンジする気持ちで取り組むのがベストです!
5. ジムを出た後も続く? アフター&継続あるある

ジムでの活動が終わっても、「あるある」は日常にまで及んできます。
あるある24:シャワー後の爽快感、もはやこれ目当て?
汗を流した後のシャワー、そしてさっぱりしてジムを出る時の爽快感!「今日のトレーニングはキツかったけど、この瞬間のために頑張れた…」と、もはやシャワーが主目的になっているのでは?と感じる日もある。
あるある25:翌日の筋肉痛に「来た来た!」と謎の喜び
翌朝、体中の筋肉が悲鳴を上げている。「痛い…!でも、これは昨日頑張った証拠…!」と、痛みなのにどこか嬉しさを感じてしまう。筋肉と対話し、自分の成長(?)を実感する瞬間。
あるある26:プロテインを飲む自分がちょっとカッコいい
トレーニング後にシェイカーでプロテインをシャカシャカ。「なんか…アスリートっぽい!」と、ちょっとだけ自分がカッコよく思える。味にもこだわり始めたりして。
あるある27:「今日はジム行ったから」を言い訳にしがち
「頑張って運動したし、今日くらいはご褒美に甘いものを…」「ジム行ったから、夕飯は少し多めでも大丈夫かな?」と、運動したことを免罪符に、つい自分を甘やかしてしまう。
あるある28:「次、いつ行こう…」と少しだけ憂鬱になる日
筋肉痛がひどかったり、仕事で疲れていたりすると、「次のジム、正直ちょっと行きたくないな…」と思ってしまう日もある。でも、行けば行ったでスッキリするのも分かっている。その葛藤。
あるある29:ジム友ができると、行くのが楽しみに
最初は一人で黙々と…だったのが、挨拶する人ができたり、プログラムで一緒になる人と話したりするようになると、ジムに行くのが格段に楽しくなる。「〇〇さん、今日もいますかね?」なんて考えたり。
あるある30:気づけばジムが「日常」になっている
あれほどドキドキしていたジム通いが、いつの間にか歯磨きや入浴のように、生活の一部になっていることに気づく。「あ、今日ジムの日だ」と自然に準備している自分。これはもう、立派なジムユーザーです!
《スタッフFLのつぶやき》: 筋肉痛も、行きたくない日も、みんな経験します。大切なのは、細く長く続けること。そして、ジムがあなたの生活を豊かにする「心地よい場所」になることです!
おわりに:「あるある」は、あなたが頑張っている証拠!

ジム初心者あるある、いくつ「分かる!」と共感していただけましたか?
初めての場所、初めての挑戦には、戸惑いや小さな失敗はつきものです。でも、今回ご紹介した「あるある」は、あなたが新しいことにチャレンジし、一生懸命取り組んでいるからこそ経験すること。
周りの目を気にしすぎたり、完璧を求めすぎたりせず、「みんな同じなんだな」と、少し肩の力を抜いてみてください。そして、分からないこと、不安なことがあれば、いつでも私たちジムスタッフを頼ってください。あなたの「初めて」を、全力でサポートします。
これらの「あるある」も、数ヶ月後にはきっと笑い話になっているはず。その頃には、ジムがあなたにとって、なくてはならない大切な場所になっていることでしょう。
ジム初心者ライフ、存分に楽しんでくださいね!応援しています!
(現役ジムスタッフ FLより)
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